ロルフ・ムーブメントとは
「ロルフ・ムーブメント」(RMまたはロルフ・ムーブメント・インテグレーションとも呼ばれる)は、機能的なからだづくりを目的とした、もうひとつのロルフィング・アプローチです。
ロルフィングが身体構造のパターンに働きかけるのに対して、ロルフ・ムーブメントは自分自身を「生きた動き」として体験するものです。身体の「コーディネーション」「知覚」「意味」に働きかけ、ひとり一人に応じた、調和のとれた流れのある動き(フリーフロー)を見つけていきます。
Life is motion. 生命は動きそのものです。生命は、受精直後から死を迎える直前まで、常に身体をつき動かし続けています。日々の動きがあなたを形づくり、しかし、なんらかの理由で身体が求めるように動けないとき、そこに緊張---筋肉のこわばり、コリ、ストレス---が生じます。
もしも身体に染み付いたクセや悪習慣が肩こり、腰痛などの痛みの原因となっているのであれば、その動きのパターンを解消することで、快方へと向かうはずです。日常生活でスポーツの場面で、より身体への負担が少ない効率のいい動きを見つけることがゴールです。
ロルフ・ムーブメントは着衣のまま行います。直接的なからだへの働きかけは少なく、お受けになる方の動き、感覚の探究によって進行します。ロルフィング経験の有無は問いません。特に回数に決まりはありません。初回に相談の上、定めますが、全3回、5回または8回を推奨しています。
ごく稀に、感覚を鋭敏にして動きに集中している時、トラウマリリースが起こることもあります。これは創始者アイダ・ロルフ博士が「結合組織には過去のトラウマやトラウマに対する適応が刻みこまれている」と主張しているように、古くなった適応が解消する時、心身レベルで解消が起こる為です。
「からだ+心=まるごと私」であるように、ロルフィング&ロルフ・ムーブメントは全く異なるアプローチでありながら、全体性を回復するのに大切な役割をもちお薦めいたします。
<グループ・レッスン>
毎回ひとつのテーマを設け、さまざまなエクササイズや感覚の探究を行うことで、自分のパターン(クセ、習慣)に気づき、調和のとれた状態へと改善していただく数名〜20名のクラスです。
●受付中● 朝日カルチャーセンター(新宿教室)
ロルフィングで
リビングボディ
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ロルフィングならではの身体の見方の講議をはじめ、
実際にペアでのボディメンテナンス、ムーブメントワーク
を楽しく体験しながら、学んでいただくクラスです。 |
月1回・木曜
18:30〜20:30 |
詳しい日程や内容、お申し込みは
朝日カルチャーセンター新宿教室 Tel.03-3344-1945
<プライベート・セッション>
ロルフ・ムーブメントを3回、5回、または8回などシリーズでお受けいただくものです。
(場合によってはロルフ・ムーブメントを1セッションだけ、というのもOKです)
●週1回(あるいは隔週1回)のペースで
●着衣のまま受けていただきます。
身体をうごかしやすい服装でお越しくださるか、着替えをお持ちください。
●直接的なからだへの働きかけは、受けていただく方の自らの動き、感覚の探究によって進行します。
ロルフィング経験の有無は問いません。しかし多くの場合、ロルフィングをすでに受けていただいた方の場合、相乗効果が期待され、より高い効果を引き出すことができます。


こんな方におすすめします
●ロルフィングの効果をさらに高めたい方
●妊娠&出産、事故による傷害、または手術などで、身体のあり様に大きな変化があった方
●日常動作をよりラクに快適にしたい方
●パフォーマンス(ダンス、スポーツ、楽器演奏など)を向上させたい方
●ロルフィングは受けたいが身体に触れられるのに抵抗がある方
<ロルフィング&ムーブメント・セッション>
ロルフィング10シリーズを進行中の場合、その途中にロルフ・ムーブメントを組み込むものです。
●ロルフィングの効果を高め、統合に向けて身体の変化を促すことが期待されます。
●10セッション中、3回のムーブメントを加えるのが一般的です。
どのセッションの間にムーブメントを行うかは、受ける方によって異なります。
インタビューやセッションの状況をみながら、相談の上、決定します。
1セッション(約75分)\12,600-
→お申し込みはwebから
この写真は、わが師・Jane
harringtonが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の男性にロルフ・ムーブメントを行っているところです。ロルフ・ムーブメントはこのように障害をもった方や、事故などで機能を失った方にも有効です。
フロリダの砂浜で最初に彼を見たとき、パイプにもたれかかるようにして歩く不安定な足取りに、思わずハラハラしたものでした。Janeはそんな彼と一緒に砂浜を歩きながら、いくつかの質問を彼に投げかけます。
「歩くときに、足の裏に身体の重さを感じることはできる?」
「足の裏のどのあたりに重さはいまどこにあるかしら?」
「パイプはどのあたりに突いているかしら?身体の前?それとも横?
もっと近くに突いたらどうなるかしら?」
彼はひとつひとつを味わうように試み、その感触をJaneに話します。そしてまたJaneの質問が。。。そんなやりとりがしばらく続きました。
15分ほど経過した頃でしょうか、彼の歩く姿は別人のように変わっていました。もちろんパイプの支持はまだ必要ですが、まるでクロスカントリー選手のように、なめらかで調和にとれたウォーキングに変わっていたのです。彼はいままでよりも腕や肩が軽く感じると語り、歩くのがもっと楽しくなったと感謝の言葉を述べていました。
このようにロルフ・ムーブメントでは、動きのクオリティに注目し、知覚やコーディネーションに働きかけることで、ご本人自らによって新しい身体のあり様を発見していただくお手伝いをいたします。